アポキル錠の値段と費用 – 他のお薬との比較
アポキル錠は2016年7月に販売が開始されたばかりの新薬です。そのため、まだジェネリック薬などはなく、動物病院で処方してもらうと、どうしても価格が高くなってしまいます。ですが、アトピー性皮膚炎やアレルギー性皮膚炎において最大の悩みのタネとなっている激しい痒みに対して、アポキル錠はとても画期的な効果を発揮してくれるお薬です。多少、出費が痛くても使ってあげたいというのが飼い主心ではないかと思います。
アポキル錠の購入方法
今まで、ペットのお薬は動物病院で処方してもらうのが一般的であり唯一の方法でしたが、ここにきて、新しい入手方法が広まりつつあります。それは個人輸入という方法です。個人輸入は海外からの発送となるので、一度トラブルが起きてしまうと解決までに時間がかかってしまう等のデメリットもありますが、日本国内で販売されているものと全く同じお薬を、国内で買うよりもはるかに安価で仕入れる事ができるというメリットもあります。
インターネットを使用した個人輸入サイトで有名な「ペットのお薬うさパラ」様を参考に、個人輸入におけるアポキル錠の価格を見ていきましょう。
アポキル錠の値段と費用
現在、うさパラ様で販売されているアポキル錠は国内で販売されているのと同じ3種類で、1錠(103mg)中有効成分オクラシチニブとして3.6mg含有のアポキル錠3.6と、1錠(155mg)中有効成分オクラシチニブとして5.4mg含有のアポキル錠5.4、1錠(459mg)中有効成分オクラシチニブとして16mg含有のアポキル錠16となっています。商品名はアポキル錠またはアポクエル(Apoquel)錠となっていますが、内容や成分は国内で売られているものと同じです。
2016年10月22日現在、うさパラ様でのアポキル錠の価格は、どれも1箱20錠入りで、3.6mgが3745円、5.4mgが4296円、16mgが5648円となっています。1錠あたりの価格にしますと、3.6mgが約188円、5.4mgが約215円、16mgが約283円となり、日本の動物病院で購入するよりも遥かに安いことが伺えます。
ですが、それでもアポキル錠は、今までアレルギー性皮膚炎に対して使用されていた他のお薬と比べると、高価であると言えると思います。例えば、ここに体重10kgの犬がいたとして、この子にかかるアレルギー性皮膚炎の投薬代を見ていく場合、シクロスポリン系のジェネリック薬だと1錠あたり141円となります。アポキル錠を使用した場合だと1錠あたり215円となりますので、投薬期間が長くなるにつれて価格の差も広がっていくことになります。
アポキル錠はとても良いお薬ですし、是非、治療を試してみたいお薬でもありますが、価格面で少々、お財布にダメージを受けるかもしれません。
お薬の副作用が気になる方にオススメ
お薬が苦手なワンちゃんや、 副作用が出やすい体質のワンちゃんには、 無添加・天然温泉成分の ペット用化粧水「AVANCE(アヴァンス)」がおススメです。

「AVANCE(アヴァンス)」は各種ペット雑誌でも多く特集されている為、ご存知の方も多いかと思いますが、動物病院でも使用されており、多くの獣医師が利用の推奨をしている実力・人気共に高評価のペット用化粧水です。
《価格比較表》 | 参考価格 | ご案内価格 |
1錠当たり | 400円~ | 150円~ |
1ケース:20錠 | 8000円~ | 3638円~ |
3ケース:60錠 | 24000円~ | 9040円~ |
アポキル錠の価格は?通販だと動物病院より50%以上安い!
従来の犬のアトピー性皮膚炎や、アレルギー性皮膚炎に処方されていた「ステロイド剤」。
ステロイドと聞くと、副作用が心配でなんだか怖いと思われる方も多いと思います。
今回は、2016年7月に発売されたばかりの犬のアトピー性皮膚炎やアレルギー性皮膚炎に効果がある「アポキル錠」についてお話します。
アポキル錠の気になる価格・値段についても記載してありますので、ぜひ今後の治療の選択肢の1つとして考えてみてはいかがでしょうか。
■アポキル錠とは■
アポキル錠という名前、初めて聞かれる方も多いのではないでしょうか。
このアポキル錠というお薬は、2016年7月にゾエティス・ジャパンから発売されたばかりの比較的日本では新しいお薬です。
日本では発売されたばかりですが、すでに海外では発売されていて、その評価が非常に高いため、2015年にアップデートされた「犬アトピー性皮膚炎の治療のガイドライン」でアポキル錠は「推奨度A」の治療薬として推奨されています。
アポキル錠は有効成分の「オクラシチニブ」が、犬のアトピー性皮膚炎に伴う症状や、アレルギー性皮膚炎のかゆみのサイクルの1つであるヤヌスキナーゼ(JAK)を阻害するお薬です。
従来犬のアレルギー性皮膚炎によるかゆみで処方される事が多かったステロイド剤である「プレドニゾン錠」にも匹敵する即効性と有効性があると言われています。
種類は、有効成分のオクラシチニブの含有量によって3種類に分かれています。
1錠あたり3.6mgオクラシチニブが含まれるもの、5.4mgオクラシチニブが含まれるもの,16mgオクラシチニブが含まれるものの3種類です。
■アポキル錠は分子標的薬■
アポキル錠は「分子標的薬」です。
この分子標的薬とは、細胞の表面にあるたんぱく質や遺伝子をターゲットとして効率的に攻撃する薬の事です。
ゲノムや分子レベルで病気の元となっている特定の分子だけを狙い撃ちするので、体全体のダメージをより少なくする事ができるのです。
ですから、健康な細胞も一緒になってダメージを受けてしまう事がないのですね。
アポキル錠の有効成分は、オクラシチニブです。
このオクラシチニブは、アレルギーに関わるかゆみを誘発する伝達物質「サイトカイン」と結合する受容体と細胞内で結合するヤヌスキナーゼ(JAK)経路を阻害して、かゆみのサイクルを断ち切ります。
■アポキル錠の価格・値段■
従来のお薬である、副作用も考えなくてはいけない「ステロイド剤」と、アポキル錠では値段が気になりますよね。
アポキル錠は日本ではまだ発売間もないという事もあり、1錠あたりの値段は400円前後もするという、とっても高価なお薬です。
アトピー性皮膚炎などに処方される事が多いステロイド剤のプレドニゾン錠が比較的安価なお薬ですので、比較すると高く感じるかもしれませんね。
動物病院によって値段設定は異なりますが、アポキル錠の価格がステロイド剤の15倍なんて値段もつけられているほどです。
犬の体重によって飲む量が決まりますので、体重が重ければ重いほど、1回に服用する量は多くなり値段も高くなります。
アポキル錠は体重1kgあたり0.4mgを1日2回、最長14日間経口投与します。
病状が良くならない場合はさらに1日1回継続して与えます。
ただし、投与期間は1年を超えない事となっています。
体重が7kgのダックスには、3.6mgを1錠飲ませればいいですので、1日の金額としては約800円ですね。
2週間飲ませるとなると約11,200円とかなりの値段になってしまいます。
ただし、個人での使用に限り、個人輸入が可能です。
その場合は1/3程度の価格で購入できるようです。
個人輸入される場合は犬の調子が良くなろうが悪くなろうが、あくまで自己責任です。
個人的な意見になりますが、まずは病気の現状や進行具合,アポキル錠の正しい容量を把握するために、動物病院で処方される方がいいのではと思います。
今現在は高いお薬ですが、これから動物病院での取り扱いが増え、たくさんの患者さん達に処方されるようになると値段も安くなっていくのではと考えられます。
お薬の副作用が気になる方にオススメ
お薬が苦手なワンちゃんや、 副作用が出やすい体質のワンちゃんには、 無添加・天然温泉成分の ペット用化粧水「AVANCE(アヴァンス)」がおススメです。

「AVANCE(アヴァンス)」は各種ペット雑誌でも多く特集されている為、ご存知の方も多いかと思いますが、動物病院でも使用されており、多くの獣医師が利用の推奨をしている実力・人気共に高評価のペット用化粧水です。
《価格比較表》 | 参考価格 | ご案内価格 |
1錠当たり | 400円~ | 150円~ |
1ケース:20錠 | 8000円~ | 3638円~ |
3ケース:60錠 | 24000円~ | 9040円~ |