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犬のアトピーにお風呂 – 入浴剤でおススメは?

犬がアトピー性皮膚炎と診断された場合、お風呂に入ったりシャンプーをして、皮膚のコンディションを保つことは重要です。

では、犬アトピーになった時、シャンプーをする際にお風呂の入浴剤は必要なのでしょうか。

今回は、犬アトピー性皮膚炎の原因やお風呂の入れ方、入浴剤の有無についてお伝えします。

犬のアトピー性皮膚炎とは

犬のアトピー性皮膚炎とは、人間のアトピー性皮膚炎と似ています。

その原因は主に3つあります。
1、皮膚が本来持っている外部刺激から身を守るバリア機能が低下
2、アレルギーの原因となるアレルゲンが皮膚や呼吸を通じて体内に入る
3、アレルゲンに対する反応が遺伝的に異常に反応してしまう=アレルギー体質

この3つが重なって、犬のアトピー性皮膚炎となってしまいます。

通常通り抵抗力があり、アレルゲンに対する反応も一般的であれば、アトピー性皮膚炎にかかる事はありません。

3つのうち、どれかが防げればアトピー性皮膚炎にかかる事もありません。

しかし、抵抗力が落ちている幼犬や老犬,アレルゲンに対する反応が遺伝的に異常な反応を示しやすいウェスト・ハイランド・ホワイトテリア、ゴールデンレトリバー、ボストンテリア、ミニチュア・シュナウザー、パグ、ケアーン・テリア、ブルドッグ、イングリッシュ・セター、アイリッシュ・セター、ラサアプソが特にかかりやすい病気です。

アトピー性皮膚炎の治療

アトピー性皮膚炎はどのように治療するのでしょうか。

基本的にはステロイドなどの投薬をしながら、原因となるアレルゲンを取り除き、皮膚のコンディションを清潔に保って皮膚のバリア機能の回復を促し、アレルギー体質の改善を狙うことが必要です。

また、アトピー性皮膚炎にかかってしまうと、皮膚のバリア機能が低下してしまい、通常の皮膚状態ならかからないようなカビ・ダニの温床になってしまい、さらに症状がひどくなる場合もあります。

その際は、アトピー性皮膚炎の原因の治療と同時に、カビ・ダニの駆除も一緒に行っていきましょう。
カビ・ダニによる皮膚炎ならば、動物病院で皮膚を少しこすり取って顕微鏡で見ることによって判断できる場合がありますので、アトピー性皮膚炎の治療とともに治していきましょう。

皮膚のコンディションを保つためには、リノール酸・リノレン酸・エイコサペンタエン酸などの脂肪酸を摂取したり、皮膚や被毛にまとわりついたアレルゲンを物理的に流すシャンプーも必要です。

皮膚が乾燥してかゆみが悪化してしまう場合は、保湿剤も忘れずにしてください。

アトピー性皮膚炎のシャンプー・お風呂

アトピー性皮膚炎と診断された場合、シャンプーはどれくらいの頻度で行えばいいのでしょうか。
身体についたアレルゲンを除去するという意味では、毎日行ってもいいと思われます。

しかし、毎日シャンプーで洗うという事は、皮膚をバリアしてくれる皮脂までも過剰に落としてしまう事になりかねません。
皮脂は2,3日で元の状態に戻ると言われているため、リンス作用のないシャンプーはこれ以上頻繁にシャンプーをしない方がよいでしょう。

アトピー性皮膚炎のシャンプーは、「刺激が少ない」ことと、「保湿を重視」したものを選ぶ必要があります。
界面活性剤やせっけん成分が入っているシャンプーは刺激が強いので、皮膚が弱っているアトピー性皮膚炎の犬には使用しない方がよいでしょう。

もし、二次的な感染性皮膚炎を起こしている場合は、殺菌性シャンプーを使用した後にアトピー性皮膚炎用のシャンプーを使用してください。

シャンプーの後は、必ずコンディショナーを使用して、皮膚の保湿を心がけましょう。

アトピー性皮膚炎の入浴剤

アトピー性皮膚炎にシャンプーが有効だということはお伝えしました。
では、アトピー性皮膚炎に有効な入浴剤はあるのでしょうか。

一般的に民間療法として言われている入浴剤での治療法が2つありましたので以下にまとめます。

1、温泉成分の入浴剤
温泉は血流が良くなって体が温まり、代謝能力がアップします。
代謝がアップすれば、体内に入り込んでしまった有害物質を排泄する力が強まります。
アレルゲンを外に出そうとする力が働くのですね。
また、弱酸性の温泉成分を使用することで、殺菌効果が望めるため、カビ・ダニなどの感染症を防ぎます。

2、にんにくを入れる入浴剤
にんにくに含まれる「アリシン」で皮膚を殺菌します。
にんにくを1かけら柔らかく煮て、そのままストッキングなどに入れて、お風呂のお湯の中に入れてつぶす。
お風呂の中でしっかり濡らしたら、お湯で洗い流さずそのままタオルで水分を押しとります。
乾かす時にドライヤーを使用すると、にんにくの成分がすぐ揮発してしまうので、使用しません。
ドライヤーをしないことは皮膚が弱い犬でも大丈夫だそうです。

この2つが民間療法として行われているようです。
動物病院で処方された薬やシャンプーが全く効かずどうすることもできなかった場合に試してみるのもいいかもしれません。
間違っても人間の入浴剤が入ったお風呂にそのまま入れるようなことはしないでください。
人間の皮膚と犬の皮膚は違うものですので、人間用は刺激が強すぎます。

しかし、犬のアトピー性皮膚炎の治療で、
1、ステロイドなどの投薬をする
2、原因となるアレルゲンを取り除き、皮膚のコンディションを清潔に保って皮膚のバリア機能の回復を促す
3、アレルギー体質の改善を狙う
4、細菌性やダニなどの二次感染があれば同時に治療する
上記がとても大事になってきます。

動物病院で、アトピー性皮膚炎の原因をしっかりと判断してもらって、あなたの愛犬に一番良い方法で治療にあたってくださいね。

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