犬のアトピー、アレルギー性皮膚炎でお困りの飼い主様に。アポキル錠やアトピカなど人気のお薬を徹底解説!副作用や最安値、価格、通販での購入方法を中心に、口コミや体験談なども配信中です。是非ご参考頂けますと幸いです。
《価格比較表》 | 参考価格 | ご案内価格 |
1錠当たり | 400円~ | 150円~ |
1ケース:20錠 | 8000円~ | 3638円~ |
3ケース:60錠 | 24000円~ | 9040円~ |
アポキル錠とは
アポキル錠の有効成分は、オクラシチニブです。
このオクラシチニブは、アレルギーに関わるかゆみを誘発する細胞内の伝達物質「サイトカイン」と結合する受容体と、細胞内で結合するヤヌスキナーゼ(JAK)経路を阻害して、かゆみのサイクルを断ち切ります。
かゆみのサイクルは、知覚神経に分布するかゆみに特異的な受容体が、かゆみを誘発するサイトカイン(犬ではインターロイキン31と考えられている)と結合すると、細胞内で受容体と「ヤヌスキナーゼ(JAK)」が結合し、かゆみが誘導されるのです。
つまり、下記の文章で説明すると、
1、かゆみを誘発する物質のサイトカイン「インターロイキン31」が受容体とくっつく
↓
2、細胞内で1の受容体とヤヌスキナーゼ(JAK)が結合する
↓
3、かゆみが発生
この1から3までの流れをヤヌスキナーゼ(JAK)経路と呼ぶのですが、アポキル錠の有効成分オクラシチニブが2の結合を阻害するために、かゆみが発生しなくなります。
アポキル錠の有効成分
アポキル錠の有効成分は、オクラシチニブです。
このオクラシチニブは、アレルギーに関わるかゆみを誘発する伝達物質「サイトカイン」と結合する受容体と細胞内で結合するヤヌスキナーゼ(JAK)経路を阻害して、かゆみのサイクルを断ち切ります。
従来のステロイド剤で治療すると、副作用が心配でしたが、アポキル錠の成分のオクラシチニブは重大な副作用はあまり報告されていません。
それは、アポキル錠が「分子標的薬」だからです。
この分子標的薬とは、細胞の表面にあるたんぱく質や遺伝子をターゲットとして効率的に攻撃する薬の事です。
ゲノムや分子レベルで病気の元となっている特定の分子だけを狙い撃ちするので、体全体のダメージをより少なくする事ができるのです。
アポキル錠の効果
アポキル錠の効果として、犬のアレルギー性皮膚炎によるかゆみに関して、投与後4時間以内に効果を発揮します。
即効性があるということですね。
また、従来犬のアレルギー性皮膚炎によるかゆみで処方される事が多かったステロイド剤である「プレドニゾン錠」にも匹敵する即効性と有効性があると言われています。
アポキル錠の投与14日以内に86%の症例で犬アトピー性皮膚炎によるかゆみが半減したとも報告されています。
日本では2016年7月に発売されたばかりですが、すでに海外では発売されていて、その評価が非常に高いため、2015年にアップデートされた「犬アトピー性皮膚炎の治療のガイドライン」でアポキル錠は「推奨度A」の治療薬として推奨されています。
有効性として、犬アトピー性皮膚炎およびアレルギー性皮膚炎の犬に対して、800頭以上の犬の臨床試験により有効性が示されています。
犬アトピー性皮膚炎やアレルギー性皮膚炎に伴うかゆみの緩和だけでなく、ノミアレルギー性皮膚炎、食物アレルギー、疥癬などのアレルギー性皮膚炎に対応可能で、数々のアレルゲンに有効であることも確認されています。